吏属(読み)りぞく

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世界大百科事典(旧版)内の吏属の言及

【胥吏】より

…そうした問題と皇帝支配下の科挙官僚という均一要素が結ばれるところに胥吏が存在する一つの理由が求められよう。【梅原 郁】
[朝鮮]
 唐・宋以後の中国と同様に朝鮮でも,正規の官僚任用法によらない下級の役人を胥吏と呼び(吏属,衙前ともいう),非常に古くから存在していたと思われるが,統一新羅期までの実態は不明である。高麗時代には地方の行政実務を担当した郷吏と呼ばれるものが存在し,国家の官僚ではなかったが,彼らは統一新羅末期に台頭した地方豪族の後裔であり,地方の権力者であったから,本来の胥吏の概念にはなじまない。…

※「吏属」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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