向山(読み)むこうやま

精選版 日本国語大辞典 「向山」の意味・読み・例文・類語

むこう‐やま むかふ‥【向山】

〘名〙 向かいにある山。
塩原多助一代記(1885)〈三遊亭円朝〉三「其時向ふ山を通り掛けたのは貴女兄さんで、鹿ア打遁した帰る路で」

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世界大百科事典(旧版)内の向山の言及

【新島】より

…新島は南北約11km,東西約3kmの細長い島で,面積約23km2,人口2560(1989),式根島を含めた新島村の人口は3163(1995)。島の北部にある宮塚山(432m)と南部にある向(むかい)山(283m)との間に低地が広がり,集落は低地の西海岸沿いに発達した本村と,北西部の小湾入に発達した若郷(わかごう)の二つがある。近世には伊豆諸島の中でも流人の数が多い島であった。…

※「向山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」