含銅-鉄泉(読み)がんどうてつせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「含銅-鉄泉」の意味・わかりやすい解説

含銅-鉄泉
がんどうてつせん

温泉の掲示用泉質名の一つで、おもに銅、鉄を含む。銅を含む温泉は酸性であることが多く、火山性の温泉では硫化水素H2Sを含む。この場合銅は溶存しにくい。銅イオンCu2+が温泉水1キログラム中に1ミリグラム以上あると療養泉となる。傷の湯といわれる温泉には微量の銅イオンが含まれることが多い。含銅酸性緑礬泉(りょくばんせん)とよばれたが、鉱泉分析法指針改定(1978)後の新泉質名は酸性含銅鉄(Ⅱ)硫酸塩泉である。

[綿抜邦彦]


出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む