含銅-鉄泉(読み)がんどうてつせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「含銅-鉄泉」の意味・わかりやすい解説

含銅-鉄泉
がんどうてつせん

温泉の掲示用泉質名の一つで、おもに銅、鉄を含む。銅を含む温泉は酸性であることが多く、火山性の温泉では硫化水素H2Sを含む。この場合銅は溶存しにくい。銅イオンCu2+が温泉水1キログラム中に1ミリグラム以上あると療養泉となる。傷の湯といわれる温泉には微量の銅イオンが含まれることが多い。含銅酸性緑礬泉(りょくばんせん)とよばれたが、鉱泉分析法指針改定(1978)後の新泉質名は酸性含銅鉄(Ⅱ)硫酸塩泉である。

[綿抜邦彦]


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