呂宋助左衛門(読み)ルソンスケザエモン

関連語 もん 納屋

精選版 日本国語大辞典 「呂宋助左衛門」の意味・読み・例文・類語

るそん‐すけざえもん‥すけザヱモン【呂宋助左衛門】

  1. 安土桃山時代海外貿易家。納屋助左衛門ともいう。堺の人。琉球・ルソンなどと海外貿易を行ない、巨万の富を得たが、のち豊臣秀吉の忌諱にふれて罰せられたという。生没年未詳。

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改訂新版 世界大百科事典 「呂宋助左衛門」の意味・わかりやすい解説

呂宋助左衛門 (ルソンすけざえもん)

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世界大百科事典(旧版)内の呂宋助左衛門の言及

【納屋助左衛門】より

…のち豪奢が秀吉の怒りにふれ没落したが,1607年(慶長12)柬埔寨国(カンボジア)よりの来書に,日本船主助左衛門が来航し,国王の信任を得て,商人の頭目に任じられたとあり,これを納屋助左衛門に比定する説もある。その事跡から呂宋(ルソン)助左衛門の異名をもつ。【朝尾 直弘】。…

※「呂宋助左衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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