百科事典マイペディア 「呉【がん】」の意味・わかりやすい解説 呉【がん】【ごがん】 現代中国の歴史家。浙江省義烏の人。苦学し,明代史を中心に研究。解放後は民主同盟副主席,北京市副市長となる。1959年―1961年作の劇《海瑞罷官》《海瑞罵皇帝》が文化大革命の中で批判を受け,1966年5月には【とう】拓(とうたく),廖沫沙(りょうまつさ)とともに書いた《三家村札記》が毛沢東路線を風刺するものと批判され,文化大革命の反面的象徴となる。1979年名誉回復。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報