精選版 日本国語大辞典 「批判」の意味・読み・例文・類語
ひ‐はん【批判】
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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
通常の用法においては、「批評」と同じく、人間の行為あるいは作品の価値を判定することをいう。西欧語では、「批判」も「批評」も、等しくギリシア語の「分割する」を意味する語クリネインkrineinに由来する語によって表されるが、日本語の場合には、「批判」は哲学ないし文献学上の、「批評」は主として文学・芸術上の用語として使い分けられるのが一般的である。「批判」の語に、哲学用語としての重要なまた明確な意味を与えたのはカントであった。彼は人間の作品の知的、美的また道徳的な価値を客観的に判定するというこの語の在来の一般的用法を受け継ぎながらも、同時にそれをいわば一段上のより普遍的なレベルにまであげて、この語に人間の理性能力そのものの批判という、新たな意味を与えた。これは近代文学や解釈学において、批評が核心的位置を占めるようになることに対応するプロセスであった。
[坂部 恵]
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