呉歌(読み)ごか

普及版 字通 「呉歌」の読み・字形・画数・意味

【呉歌】ごか

呉地の歌。

字通「呉」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の呉歌の言及

【楽府】より

…ところで,南朝の世,長江流域で多数の新曲が流行した。地域別に呉歌・西曲歌という。そのうち,西曲歌中の16曲は,宮廷で舞曲化された。…

【呉歌西曲】より

…《楽府(がふ)詩集》の清商曲辞に属するものが大多数で,五言四句を基本形式とする。三国から西晋時代にまず建康(建業)を中心とする長江下流域で呉歌が発達し,少しおくれて襄陽から長江中流域のあたりで西曲が流行して,知識人層をふくめた江南の社会全体にひろがった。その主題はほとんどが恋歌であるが,男女のかけ合いや双関語(かけことば)の使用など,機知的な表現の中に感情が託され,〈子夜歌〉など勝気な若い女性がうたわれることが多い。…

※「呉歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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