命金(読み)いのちがね

精選版 日本国語大辞典 「命金」の意味・読み・例文・類語

いのち‐がね【命金】

  1. 〘 名詞 〙 命をつなぐための金。最後の時に使うための金。また、命ほどにも大切な金。
    1. [初出の実例]「其身はやうやう金子二両、命金とて懐中し」(出典:浮世草子・子孫大黒柱(1709)一)

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