哀れ深い(読み)あわれぶかい

精選版 日本国語大辞典 「哀れ深い」の意味・読み・例文・類語

あわれ‐ぶか・いあはれ‥【哀深】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 しみじみと思い、感にたえたふぜいである。感慨深いありさまである。
    1. [初出の実例]「此言葉が、妙に憐(アハ)れ深(ブカ)感じを僕に与へた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石松本の話)

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