唐棣花色の(読み)ハネズイロノ

デジタル大辞泉 「唐棣花色の」の意味・読み・例文・類語

はねずいろ‐の【唐花色の】

[枕]ハネズで染めた色があせやすい意から、「うつろひやすし」に掛かる。
「思はじと言ひてしものを―移ろひやすき吾が心かも」〈・六五七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 イロ 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「唐棣花色の」の意味・読み・例文・類語

はねずいろ‐の【唐棣花色の】

  1. 唐棣花で染めた色がさめやすいところから、「移ろひやすし」にかかる。
    1. [初出の実例]「思はじと言ひてしものを翼酢色之(はねずいろの)うつろひやすき吾が心かも」(出典万葉集(8C後)四・六五七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む