いろ(読み)イロ

デジタル大辞泉の解説

いろ

[接頭]血族関係を表す名詞に付いて、母親を同じくする、または、母方の血のつながりがある、の意を表す。「いろせ」「いろと」「いろね」

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大辞林 第三版の解説

いろ

古く、血族関係を表す名詞の上に付いて、複合語をつくり、母親を同じくすること、血のつながりのあることを表す。同母の。実の。 「 -せ」 「 -ね」 「 -は」 → まま

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精選版 日本国語大辞典の解説

いろ

〘語素〙 血族関係を表わす名詞の上に付いて、母親を同じくすること、母方の血のつながりがあることを表わす。同母の。のち、親愛の情を表わすのに用いられるようになった。「いろせ」「いろと」「いろも」「いろね」など。
[語誌]異腹の関係を表わす「まま」の対語で、「古事記」の用例をみる限り、同母の関係を表わすのに用いられているが、もとは「いりびこ」のイリ、「いらつめ」のイラとグループをなして近縁を表わしたものか。それを、中国の法制的な家族概念に翻訳語としてあてたと考えられる。

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