啖ず(読み)だんず

精選版 日本国語大辞典 「啖ず」の意味・読み・例文・類語

だん‐・ず【噉・啖】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 むさぼりくう。
    1. [初出の実例]「母哭哭、還渡て小児を見るに、血流れて小児不見ず、只狼、地に有り。狼の為に噉ぜられにけり」(出典:今昔物語集(1120頃か)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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