小児(読み)ショウニ

精選版 日本国語大辞典 「小児」の意味・読み・例文・類語

しょう‐にセウ‥【小児・少児】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「に」は「児」の呉音 ) 子ども。稚児。しょうじ。
    1. [初出の実例]「抑聞鄙里少児 古人言無酬」(出典万葉集(8C後)一七・三九七六右七言詩序文)
    2. 「小児(セウニ)を養ふに丸薬の苦きと、水飴の甘きとあり」(出典:滑稽本浮世風呂(1809‐13)二)
    3. [その他の文献]〔史記‐淮陰侯伝〕

しょう‐じセウ‥【小児】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「じ」は「児」の漢音 )
  2. 自分の子をへりくだっていうのに用いる。また、他人をあざけっていう語。小人。豎子
    1. [初出の実例]「少児何足国大事」(出典:聖徳太子伝暦(917頃か)上)
    2. [その他の文献]〔梁昭明太子‐陶靖節伝〕
  3. しょうに(小児)

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普及版 字通 「小児」の読み・字形・画数・意味

【小児】しよう(せう)じ・しよう(せう)に

こども。〔史記、淮陰侯伝〕王(劉邦)素(もと)より慢にして禮無し。今大將を拜するに、小兒を呼ぶが如きのみ。~王必ず之れを拜せよ。

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