善利新町(読み)せりしんまち

日本歴史地名大系 「善利新町」の解説

善利新町
せりしんまち

[現在地名]彦根市芹町せりまち

安清やすきよ町の東に続く両側町。寛永一八年(一六四一)に町割が行われた(彦根市史)。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、軒数九〇のうち借家五二、男一三四・女一七六(ほか下人八)、諸職諸商は二四種七一軒で、煙草屋一二・味噌屋一〇・塩屋九・茶屋六・炭屋六のほか布屋・質屋・麻屋・墨屋・刻屋・粉屋など、町代は布屋、横目は質屋が勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む