善利新町(読み)せりしんまち

日本歴史地名大系 「善利新町」の解説

善利新町
せりしんまち

[現在地名]彦根市芹町せりまち

安清やすきよ町の東に続く両側町。寛永一八年(一六四一)に町割が行われた(彦根市史)。元禄八年大洞弁天寄進帳に町名がみえ、軒数九〇のうち借家五二、男一三四・女一七六(ほか下人八)、諸職諸商は二四種七一軒で、煙草屋一二・味噌屋一〇・塩屋九・茶屋六・炭屋六のほか布屋・質屋・麻屋・墨屋・刻屋・粉屋など、町代は布屋、横目は質屋が勤めている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android