横目(読み)よこめ

デジタル大辞泉の解説

よこ‐め【横目】

顔の向きを変えず目だけで横の方を見ること。また、その目つき。「横目でにらむ」
(「…を横目に」の形で)ちょっと見るだけで、かかわろうとしないこと。「騒動を横目に通りすぎる」
木目や紙の目などが横に通っていること。また、そのもの。
漢字の部首の一。「罪」「羅」などの上にある「罒」の呼び名。あみがしら。
目をわきにそらすこと。わき見をすること。
「―もつかはずまもりゐ給へり」〈十訓抄・三〉
他に目を移すこと。他に心を移すこと。
「その後思ひかはして、また―する事なくて住みければ」〈宇治拾遺・九〉
監視すること。また、監視役。
「其人足をとらへて、厳しく―を付け」〈浮・武家義理・一〉
横目付(よこめつけ)」の略。
「門番に取り入り、―にしなだれ」〈浮・一代男・二〉

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大辞林 第三版の解説

よこめ【横目】

横を見る目。頭を動かさず、視線だけで横を見る目つき。 「 -を使う」 「 -で見る」
(「…を横目に」の形で)ちらっと見ただけで、無視すること。 「けんかを-に通り過ぎる」
「横目付」の略。
他に目を移すこと。心を移すこと。 「杉くれをひく杣人はあまたあれど君より外に-やする/清輔集」
監視すること。また、その人。 「此妾の-を頼み/浮世草子・置土産 2

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の横目の言及

【百姓代】より

…村方三役の一つ。村目付,横目などといったところもある。村方三役の一つである名主(庄屋,肝煎)は近世の村体制成立とともに置かれ,名主を補佐する組頭もそれとほぼ同時期に設置されたが,百姓代の成立はそれらよりかなり遅く,中期以降一般化した。…

※「横目」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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