喚起因子(読み)かんきいんし(その他表記)evocator

翻訳|evocator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「喚起因子」の意味・わかりやすい解説

喚起因子
かんきいんし
evocator

喚起源ともいう。動物の初期発生で,オルガナイザーの誘導作用を起させる基になるもの。喚起因子は,正常発生においてはオルガナイザーから外胚葉に働くが,他の部域では不活性状態にあり,種々の処理活性化されると考えられている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android