喚起因子(読み)かんきいんし(その他表記)evocator

翻訳|evocator

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「喚起因子」の意味・わかりやすい解説

喚起因子
かんきいんし
evocator

喚起源ともいう。動物の初期発生で,オルガナイザーの誘導作用を起させる基になるもの。喚起因子は,正常発生においてはオルガナイザーから外胚葉に働くが,他の部域では不活性状態にあり,種々の処理活性化されると考えられている。

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