活性化(読み)かっせいか

精選版 日本国語大辞典「活性化」の解説

かっせい‐か クヮッセイクヮ【活性化】

〘名〙
① 原子、分子、イオンなどが、光やその他のエネルギーを吸収して化学反応を起こしやすい状態になること。
② 触媒や酵素などによって、化学反応が活発になること。
③ 不活性酵素が他の酵素や試薬などの作用によって活性酵素に変化すること。
④ 一般に物事の活動が盛んになること。「文化の活性化」

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デジタル大辞泉「活性化」の解説

かっせい‐か〔クワツセイクワ〕【活性化】

[名](スル)
特定の機能が活発になること。反応性が高まること。
組織などの活動を活発にすること。「地域社会を活性化する」

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化学辞典 第2版「活性化」の解説

活性化
カッセイカ
activation

物質を反応性の高い状態にすることをいう.温度を上げる,触媒を使う,光を照射するなど,種々な方法があるが,特定の方法をさすわけではない.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典 第2版「活性化」の解説

かっせいか【活性化 activation】

一般に物質のもつ機能が活発になることをいう。とくに原子分子その他のエネルギーを吸収して高いエネルギー状態に励起され化学反応を起こしやすくなることを,原子,分子の活性化という。たとえば窒素気体中で放電すると準安定状態の励起窒素分子や原子状窒素が生成し化学的に活性となる。また低圧水素中での放電または水銀増感光反応により活性水素を生じ,強い還元作用を示す。アルカリI類金属またはそのアマルガムが酸素と反応すると活性酸素を生じる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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