…勝海舟の父の勝小吉は小身の旗本だったが,若者だったころ,たいくつだから隣町へ行ってけんかでもしてこようと,仲間とともに隣町へ行ったが,向こうが本気にして刀を抜いたので,けがでもさせてはたいへんだと思って,逃げて帰ったと《夢酔独言》に回想をのべている。 けんかをしたがる者をけんか売りという。けんかをしかけられると買いたがるのはけんか買い。…
※「喧嘩売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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