喧嘩売(読み)けんかうり

精選版 日本国語大辞典 「喧嘩売」の意味・読み・例文・類語

けんか‐うりケンクヮ‥【喧嘩売】

  1. 〘 名詞 〙 好んで喧嘩をしかけること。また、その人。
    1. [初出の実例]「はやけんくゎになりぬる時、彼喧𠵅売(ケンクウリ)出むかひ」(出典:咄本・百物語(1659)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

世界大百科事典(旧版)内の喧嘩売の言及

【喧嘩】より

…勝海舟の父の勝小吉は小身の旗本だったが,若者だったころ,たいくつだから隣町へ行ってけんかでもしてこようと,仲間とともに隣町へ行ったが,向こうが本気にして刀を抜いたので,けがでもさせてはたいへんだと思って,逃げて帰ったと《夢酔独言》に回想をのべている。 けんかをしたがる者をけんか売りという。けんかをしかけられると買いたがるのはけんか買い。…

※「喧嘩売」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む