嗅煙草(読み)かぎタバコ

精選版 日本国語大辞典 「嗅煙草」の意味・読み・例文・類語

かぎ‐タバコ【嗅煙草】

  1. 〘 名詞 〙 ( タバコは[ポルトガル語] tabaco ) 砕いて粉にしたタバコ。鼻孔にすりつけて香気を味わう。〔蛮語箋(1798)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の嗅煙草の言及

【タバコ(煙草)】より

…国際競争時代に向けて今後の課題として,労働時間の短縮と規模拡大による低コスト生産,および主産地形成,品質の向上が叫ばれている。【黒田 昭太郎】
【製造タバコ】

[タバコ製品の種類]
 葉タバコを原料として加工したタバコ製品は,〈シガレット〉〈葉巻〉〈刻みタバコ〉〈嚙(か)みタバコ〉〈嗅(か)ぎタバコ〉の五つに分類される。15世紀末にタバコがヨーロッパへ伝えられて以来,ヨーロッパでは葉巻と刻みタバコが,上流社会では嗅ぎタバコが普及していったが,19世紀後半にシガレットの製造が工業化されて以来,シガレットの需要が年々伸びて,現在では,全世界の葉タバコ生産量の8割以上がシガレットとして消費されている。…

※「嗅煙草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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