香気(読み)こうき

精選版 日本国語大辞典 「香気」の意味・読み・例文・類語

こう‐き カウ‥【香気】

〘名〙 よいにおい。よいかおり。こうけ。
経国集(827)一〇・和惟逸人春道秋日臥疾華厳山寺精舎之作〈嵯峨天皇〉「天花流邃澗。香気度烟霄
読本椿説弓張月(1807‐11)残「二ツの含(つぼみ)は忽然と開きて、香気(カウキ)はじめにいやましたり」 〔列子‐湯問〕

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デジタル大辞泉 「香気」の意味・読み・例文・類語

こう‐き〔カウ‐〕【香気】

よいかおり。「甘い香気を放つ」
[類語]香り芳香匂い

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普及版 字通 「香気」の読み・字形・画数・意味

【香気】こうき

かおり。

字通「香」の項目を見る

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栄養・生化学辞典 「香気」の解説

香気

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