香気(読み)コウキ

精選版 日本国語大辞典 「香気」の意味・読み・例文・類語

こう‐きカウ‥【香気】

  1. 〘 名詞 〙 よいにおい。よいかおり。こうけ。
    1. [初出の実例]「天花流邃澗。香気度烟霄」(出典経国集(827)一〇・和惟逸人春道秋日臥疾華厳山寺精舎之作〈嵯峨天皇〉)
    2. 「二ツの含(つぼみ)は忽然と開きて、香気(カウキ)はじめにいやましたり」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)残)
    3. [その他の文献]〔列子‐湯問〕

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普及版 字通 「香気」の読み・字形・画数・意味

【香気】こうき

かおり。

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