噛せて呑む(読み)かませてのむ

精選版 日本国語大辞典 「噛せて呑む」の意味・読み・例文・類語

かま【噛】 せ て 呑(の)

  1. 人に噛み砕かせたものを呑むということで、人の骨折りによって功をおさめることにたとえる。
    1. [初出の実例]「此海野は手もおろさず、かませてのんだる大手がら」(出典:浄瑠璃・百日曾我(1700頃)傾城請状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android