四つ球ゲーム(読み)よつだまゲーム(その他表記)four ball carom game

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四つ球ゲーム」の意味・わかりやすい解説

四つ球ゲーム
よつだまゲーム
four ball carom game

あらゆるビリヤードゲームの基本となる要素をもつ種目で,白球2個,赤球2個を用いる。盛んに行われていたが,連続得点が容易なため,欧米では 1876年に公式種目から外された。中台または小台で行うこのゲームは,手球が残りの3個のボール (的球) のうち2個 (あるいは3個) に当ったとき得点 (1点) となる。1個にだけしか当らなかったり,的球同士が当っても得点にはならない。先攻が決ったら初 (しょ) キュー (サーブ) の位置にボールを並べ,どのボールから当てはじめてもよい。先攻者が1イニング目で持ち点 (ハンディキャップ) あるいは試合点数を撞 (つ) き切らないかぎり,後攻者はもらい球 (先攻者が交代時に残したボールの配置) で撞く。持ち点は通常5~7イニングで撞き切れる平均得点を標準とする。手球と他のボールがフローズン (密着) した場合,そのまま撞くと的球が動いて反則となるため,初キューの位置に並べ直して撞くことができる。

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