日本歴史地名大系 「四十間堀川反町」の解説 四十間堀川反町しじつけんぼりかわばたまち 秋田県:秋田市久保田城下四十間堀川反町[現在地名]秋田市大(おお)町六丁目四十間堀と旭(あさひ)川が交わる川端にあり、北は舟大工(ふなだいく)町、南は鍛冶町上川反(かじまちかみかわばた)に接する。町割は川反諸町と前後し、元和年間(一六一五―二四)と思われ、旭川水運の利を占めたことも同様である。「山方内匠泰該御家老勤中日記」(国典類抄)宝暦三年(一七五三)二月一四日条に「五町目橋ヨリ馬苦労町橋迄数百間相済橋無之」と、不便のため四十間堀川反町から対岸の亀(かめ)の丁曲輪・亀の丁西土手(にしどて)町へ架橋する許可を幕府に乞うたとある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by