図書館戦争

デジタル大辞泉プラス 「図書館戦争」の解説

図書館戦争

①有川浩の小説、また同作を第1作とするSF小説シリーズ。表現規制を目的とした「メディア良化法」が施行された近未来の日本を舞台に、本を検疫から守ろうとする図書隊とメディア良化隊との抗争を描く。2006年刊行の本作に始まるシリーズは4作を数え、スピンオフ小説や漫画化などもある。シリーズは2008年に第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞
②①を原作とする日本のテレビアニメ。放映はフジテレビ系列(2008年4月~6月)。制作:Production I.G。
③2013年の日本映画。監督:佐藤信介、出演:岡田准一、榮倉奈々、田中圭ほか。①を原作とした実写劇場版第1作。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

知恵蔵mini 「図書館戦争」の解説

図書館戦争

有川浩の人気小説シリーズ。言論弾圧統制が日常化した近未来の日本を舞台に、不当な検閲から本を守ろうとする図書館員たちの戦いと恋を描いたエンターテインメント作品。2006年の発売以来、12年現在までに本編4巻・外伝2巻の計6巻(アスキー・メディアワークス、角川文庫)からなるシリーズ累計が400万部を突破している。08年、第39回青雲賞日本長編作品部門を受賞。同年にフジテレビ系列でアニメ化され、12年には劇場版アニメも公開された。13年には図書隊員の鬼教官・堂上篤を岡田准一、新米女性隊員・笠原郁を榮倉奈々が演じる実写映画の公開が予定されている。

(2012-08-5)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android