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園戸 えんこ

世界大百科事典内の園戸の言及

【専売】より

…たとえば四川の茶は,青海地方の青唐族から馬を買い入れる茶馬貿易に使うため,時期によって政府が恣意(しい)的に自由販売,専売を交互採用することや,西北辺防の軍駐屯への糧秣(りようまつ)の補給を商人にやらせ,その代価として茶の販売許可書(茶引)を支給することもあった。宋初は茶も,禁榷と通商法があり,園戸と呼ばれる生産者の管理もみられるが,大勢としては通商法が主流で,南宋になると,事実上は政府が全国の茶の総額にみあう専売税を特許商人から徴収する形に移行する。明・清もこれをうけ,名は専売ではあるが,塩のように売りさばき地指定,生産監督もなく,現実には多様な品目が市場で商品化されていた。…

【チャ(茶)】より

…大勢としては生産から販売まで政府が管理する官売法は四川,陝西以外は行われなくなり,商人に特許権を与える通商法が一般化していった。茶の生産者は園戸と呼ばれ,山場(茶の生産場)に属し,生産された茶はすべてそこに集められた。国都ほか特定の場所に設けられた榷貨務(南宋は都茶場)に代価を納入した茶商は,特許販売証(茶引)を持って山場で茶を受け取り売りさばく。…

【品部】より

…令制下になると,大化前代の職業部の一部を解放せず,諸官司に配属し特殊な労働や製品の貢納を義務づけた集団を品部とした。この内には図書寮紙戸(しこ)(借品部),雅楽寮楽戸(がくこ),造兵司雑工戸(ざつこうこ)(爪工・楯縫・幄作),鼓吹司鼓吹戸(つづみふえへ),主船司船戸(ふなべ),主鷹司鷹戸(たかかいべ),大蔵省狛戸(こまべ),漆部司漆部(ぬりべ),織部司染戸(そめへ),大膳職雑供戸(ざつくこ),大炊寮大炊戸(おおいべ),典薬寮薬戸(やくこ)・乳戸(にゆうこ),造酒司酒戸(さかへ),園池司園戸(そのへ),土工司泥戸(ぬりへ),主水司氷戸(もひとりへ)等があり,大宝令の官員令別記によると総数は借品部の紙戸を含めて2107戸,品部と明記されないが品部とみなすべきもの380戸,合計2487戸にのぼる。その居住地は畿内とその近国に限られる。…

※「園戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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