デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土佐一得」の解説 土佐一得 とさ-いっとく ?-? 江戸時代前期の画家。土佐光吉(みつよし)の門人,あるいは弟といわれる。中国宋(そう)代の画院画家李安忠(り-あんちゅう)の画風をまなび,鶉(うずら)図を得意とした。「源氏物語図屏風(びょうぶ)」が現存。慶長-寛永(1596-1644)ごろの人。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「土佐一得」の解説 土佐一得 生年:生没年不詳 安土桃山・江戸初期の土佐派の画家。慶長年間(1596~1615)に活躍したとみられる。土佐光吉の門人とも弟ともいわれるが明らかでない。中国宋代の画院画家李安忠の「鶉図」に学んだ,写実的な「鶉図」を得意とした。代表作として他に「源氏物語図屏風」(東京国立博物館蔵)がある。 (榊原悟) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by