土手の道哲(読み)どてのどうてつ

歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「土手の道哲」の解説

土手の道哲
どてのどうてつ

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治39.12(東京宮戸座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の土手の道哲の言及

【投込寺】より

…江戸吉原の遊女人口は享保年間(1716‐36)以降,3000人から4000人を数えるが,階層の低い遊女が半数を占めており,こうした遊女は死亡した後も無縁仏として,三ノ輪(みのわ)(現,荒川区南千住2丁目)の浄閑寺や,新鳥越橋南詰(現,台東区浅草7丁目)にあった土手の道哲(どうてつ)(浄土宗西方寺の俗称。現在,豊島区西巣鴨に移転),日本堤の正憶(しようおく)院(現在,足立区大谷田に移転)の山門の中に,なにがしかの銭を添えて投げ込まれた。…

※「土手の道哲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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