地獄の業風(読み)じごくのごうふう

精選版 日本国語大辞典 「地獄の業風」の意味・読み・例文・類語

じごく【地獄】 の=業風(ごうふう)[=業(ごう)の風(かぜ)

  1. 地獄で吹くという猛風
    1. [初出の実例]「おびたたしく鳴りどよむ程に、もの言ふ声も聞えず。かの地獄の業の風なりともかばかりにこそはとぞ覚ゆる」(出典:方丈記(1212))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 方丈記 実例 出典

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android