垣間(読み)カキマ

デジタル大辞泉 「垣間」の意味・読み・例文・類語

かき‐ま【垣間】

垣のすきま。
「春されば卯の花腐くたし我が越えしいもが―は荒れにけるかも」〈・一八九九〉

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精選版 日本国語大辞典 「垣間」の意味・読み・例文・類語

かき‐ま【垣間】

  1. 〘 名詞 〙 垣のすき間。
    1. [初出の実例]「春されば卯の花ぐたし吾が越えし妹が垣間(かきま)は荒れにけるかも」(出典万葉集(8C後)一〇・一八九九)

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