垣間(読み)カキマ

デジタル大辞泉 「垣間」の意味・読み・例文・類語

かき‐ま【垣間】

垣のすきま。
「春されば卯の花腐くたし我が越えしいもが―は荒れにけるかも」〈・一八九九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「垣間」の意味・読み・例文・類語

かき‐ま【垣間】

〘名〙 垣のすき間。
万葉(8C後)一〇・一八九九「春されば卯の花ぐたし吾が越えし妹が垣間(かきま)は荒れにけるかも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android