城塚村(読み)じようづかむら

日本歴史地名大系 「城塚村」の解説

城塚村
じようづかむら

[現在地名]宇土市城塚町

東は伊津野いつの村、北は篠原ささはら村、西は網津あみづ村・網引あびく村に接し、平坦地に乏しい。中央に前田まえた、北に井樋口いびぐち、南に旧復きゆうふく南西萱古場かやこば北西馬通ばどおりなどの字地がみえる(郡村誌)。慶長国絵図に村名がみえ、近世は郡浦手永に属した。「国誌」に「中尾村新村等小村有」とあり、天保八年(一八三七)の郡浦手永略手鑑によると宇土知行所の村で、竈数五七・人数二八二・役男七二、本方高六九七石八斗余、田二八町四反四畝余・畑二四町一反八畝余、新地畑六畝余、永荒田畑八反八畝余、諸開五反四畝余や茶床がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 篠原 前田

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む