宇土半島の付根部分から半島北部を占める。半島部の北は有明海に面し、付根部分の北は緑川を境として
宇土の地名の初見は、天平勝宝二年(七五〇)四月五日の智識優婆塞貢進文(正倉院文書)で、「肥後国宇土郡大宅郷戸主額田部君得万呂」とある。地名の由来について、「海門」「穿戸」「浮土」などからきたとする説や五穀がよく実ったため「殖処」としたなど諸説がある。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報