基本語彙(読み)キホンゴイ

デジタル大辞泉 「基本語彙」の意味・読み・例文・類語

きほん‐ごい〔‐ゴヰ〕【基本語彙】

日常言語生活に必要で、使用頻度の高い単語の総体。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「基本語彙」の意味・読み・例文・類語

きほん‐ごい‥ゴヰ【基本語彙】

  1. 〘 名詞 〙 ある言語を用いて生活するのに必要と思われる、使用率が高く、使用場面の広い語の総体。ほぼ千五百語から三千語の間とされる。〔日本語基本語彙(1944)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の基本語彙の言及

【基礎語彙】より

…これはそれを母語とする学習者にも,外国人の学習者にも不便であるから,単語の使用度数などを調査し,ときにはこれに主観的な増減を加えて,一定限度の語彙を選び出すことがある。このようなものを〈基本語彙〉と呼び(ときには〈制限語彙〉ともいう),日本の英語教育でも中学・高校の〈必修語彙〉が定められている。英語ではアメリカの教育心理学者E.L.ソーンダイクによる調査(1931)と,やはりアメリカのウェストMichael Westによるもの(1953),またH.パーマーによるいわゆる〈パーマーの3000語〉が有名であり,なおほかにもいろいろな選定語彙表がある。…

※「基本語彙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android