堂洞軍記(読み)どうぼらぐんき

日本歴史地名大系 「堂洞軍記」の解説

堂洞軍記
どうぼらぐんき

一巻

成立 元禄一三年か

写本 岐阜県立図書館・内閣文庫・名古屋市鶴舞図書館

解説 織田信長美濃斎藤龍興、堂洞城主岸勘解由、関城主永井隼人正との合戦に及ぶまでの経過と、これを攻略し美濃を傘下に組入れていく永禄七―八年の合戦を記す。項目に龍興栄華之事・西方三人衆心替之事・稲葉軍之事・斎藤山城守先祖之事・堂洞合戦之事・関加治田軍之事・関城責之事・兼山加治田軍之事・斎藤新五郎跡目之事がある。

活字本 改定史籍集覧一四・続群書類従二一下・一信社出版部刊美濃大史料文庫三・「富加町史」史料編上

騰写本 岐阜史談会

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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