堅間(読み)カタマ

デジタル大辞泉 「堅間」の意味・読み・例文・類語

かた‐ま【堅間】

目を細かく編んだ竹かご。勝間かつまかたみ
無目まなし―を以て浮け木につくりて」〈神代紀・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「堅間」の意味・読み・例文・類語

かた‐ま【堅間】

  1. 〘 名詞 〙 目を細かく編んだ竹のかご。勝間(かつま)。筐(かたみ)
    1. [初出の実例]「一に云はく、無目堅間(まなしカタマ)を以て、浮(うけ)木に為りて、細縄を以て火火出見尊を繋(ゆ)ひ著けまつりて沈む。所謂る堅間は、是れ、今の竹の籠なり」(出典日本書紀(720)神代下(鴨脚本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む