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境界性人格障害 きょうかいせいじんかくしょうがいborderline personality disorder

知恵蔵の解説

境界性人格障害

不安定で激しい対人関係を特徴とする障害。青年期以降に表面化することが多く、女性の方が多い。相手の些細な動作や態度から、見捨てられたと感じ、怒り出したりパニック状態になる。また親子関係などでは依存と攻撃が突然入れ替わり、周囲の者は巻き込まれていく。衝動的・自己破壊的な行為をしがちで、リスト・カットや大量服薬などの自傷行為暴飲暴食、行きずりの性行動などが見られることもある。その背景には、慢性的な強い空虚感や孤独感がある。心理療法においても、不安定な人間関係が再現されて困難に陥ることも多いが、専門家との長期にわたる継続的な関わりが意味を持つ。

(田中信市 東京国際大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

デジタル大辞泉の解説

きょうかいせい‐じんかくしょうがい〔キヤウカイセイジンカクシヤウガイ〕【境界性人格障害】

borderline personality disorder》⇒境界性パーソナリティー障害

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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