墓戸(読み)はかべ

精選版 日本国語大辞典 「墓戸」の意味・読み・例文・類語

はか‐べ【墓戸】

  1. 〘 名詞 〙 平安時代功臣の墓を守護するために置いた戸。〔延喜式(927)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の墓戸の言及

【陵戸・守戸】より

…大宝令の別記には,陵戸84戸(倭国37戸,川内国37戸,津国5戸,山代国5戸),借陵戸150戸(藤原京25戸,倭国58戸,川内国57戸,山代国3戸,伊勢国3戸,紀伊国3戸)が定められ,《延喜式》には陵戸97戸,守戸267戸,守丁7人が見える。陵戸のうち,陵に充てられたのを陵戸・陵守,墓に充てられたのを墓戸・墓守と称した。諸陵寮陵墓【石上 英一】。…

※「墓戸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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