声訓(読み)せいくん

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世界大百科事典(旧版)内の声訓の言及

【音義説】より

…これはa‐nityaに結びつけた一種の語源俗解であるが,インド古来の伝統的手法として精緻な語源学,文法学成立の基礎となった。日本の音義説は悉曇(しつたん)学の影響によるとされるが,中国ではすでに先秦時代から独自に〈声訓〉が散見される。これは同音ないしは近似音等を借りて語義を説くものである。…

【釈名】より

…その当時の字音の体系や,当時の人のものの考え方をうかがう資料としても重要である。なお,こうした字音の類似に頼る訓詁法は音訓もしくは声訓と呼ばれる。《釈名》は音訓を利用した字書である。…

※「声訓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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