夏の蝉(読み)なつのせみ

精選版 日本国語大辞典 「夏の蝉」の意味・読み・例文・類語

なつ【夏】 の 蝉(せみ)

  1. 夏に鳴く蝉。やかましいもの、また、はかないものにたとえていう。
    1. [初出の実例]「かげろふの夕を待ち、夏のせみの春秋をしらぬもあるぞかし」(出典:徒然草(1331頃)七)

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