多明物(読み)タメツモノ

デジタル大辞泉 「多明物」の意味・読み・例文・類語

ため‐つ‐もの【多明物/多米都物/味物】

味のよい食べ物。うまいもの。
鼻口また尻より、種々くさぐさの―を取りいだして」〈・上〉
大嘗会だいじょうえのとき、臣下に賜る酒・食べ物の総称
「献ずるところの―」〈貞観儀式・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 大嘗会

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android