多言なればしばしば窮す(読み)たげんなればしばしばきゅうす

故事成語を知る辞典 「多言なればしばしば窮す」の解説

多言なればしばしば窮す

おしゃべりに対する戒めのことば。

[由来] 「老子―五」の一節から。「多言なれば数々しばしば窮す(口数が多いと、無用なことや間違ったことを言ってしまって、困った目にあうことが多い)」のあと、「中を守るにかず(よけいなことを言おうなどと考えずに、心の中を空っぽにした状態を保っている方がよい)」と続けています。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android