夢夢しい(読み)ゆめゆめしい

精選版 日本国語大辞典 「夢夢しい」の意味・読み・例文・類語

ゆめゆめ‐し・い【夢夢】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]ゆめゆめ〘 形容詞シク活用 〙
  2. 夢のようである。夢のように当てにならない。
    1. [初出の実例]「煉貫水(ねりぬきみづ)の大津酒ゆめゆめしうござりますれ共、此春からお仕合せが直って、鰻の穴から出る様に御世にお出なされませ」(出典浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)上)
  3. きわめてわずかである。はなはだ軽少である。
    1. [初出の実例]「又ゆめゆめしくさふらへども、ちゃ一つつみまいらせ候」(出典:金沢文庫古文書‐(年月日未詳)(鎌倉末)金沢貞顕書状(一・四八一))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む