大だら(読み)オオダラ

デジタル大辞泉 「大だら」の意味・読み・例文・類語

おお‐だら〔おほ‐〕【大だら】

《「大だんびら」の略》幅の広い太刀。
「―腰にぼっこむところを」〈浄・浪花鑑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「大だら」の意味・読み・例文・類語

おお‐だらおほ‥【大だら】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おおだんびら」の変化した語という ) 特に幅の広い太刀。
    1. [初出の実例]「荢糟頭巾(おがらづきん)ひっこふて大断臘(おほダラ)指こはらし」(出典浄瑠璃持統天皇歌軍法(1713)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android