大岩扇山(読み)だいがんせんざん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大岩扇山」の意味・わかりやすい解説

大岩扇山
だいがんせんざん

大分県西部、玖珠(くす)郡玖珠町にあるメサ台地侵食作用が進んでできた大きなテーブル状の形)。この地方に多いメサの代表的なものとして国指定天然記念物となっている。標高691メートル、玖珠盆地北隅に、みごとな複輝石安山岩の弧状断崖(だんがい)をみせている。JR久大(きゅうだい)本線豊後森(ぶんごもり)駅から徒歩2時間半を要する。

[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android