大甲(読み)だいこう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大甲」の意味・わかりやすい解説

大甲
だいこう / ターチヤ

台湾中西部、台中県にある町。南湖大山に源を発し台湾海峡に注ぐ大甲渓の河口より上流2キロメートルの右岸に位置する。台湾縦貫鉄道海岸線が通じる。イグサ栽培が盛んで、イグサを編んでつくった大甲帽、大甲莚(むしろ)の特産で知られる。大甲渓の河口付近には海水浴場がある。

[劉 進 慶]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android