大甲(読み)だいこう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「大甲」の意味・わかりやすい解説

大甲
だいこう / ターチヤ

台湾中西部、台中県にある町。南湖大山に源を発し台湾海峡に注ぐ大甲渓の河口より上流2キロメートルの右岸に位置する。台湾縦貫鉄道海岸線が通じる。イグサ栽培が盛んで、イグサを編んでつくった大甲帽、大甲莚(むしろ)の特産で知られる。大甲渓の河口付近には海水浴場がある。

[劉 進 慶]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android