日本大百科全書(ニッポニカ) 「大畑大介」の意味・わかりやすい解説
大畑大介
おおはただいすけ
(1975― )
プロラグビー選手。神戸製鋼所属。11月11日、大阪市に生まれる。ポジションはウイング・スリークォーター・バックス(WTB)、フル・バック(FB)。小学2年生のとき大阪ラグビースクールでラグビーを始める。東海大学付属仰星(ぎょうせい)高(大阪府)2年生で花園(全国高校ラグビー選手権)に出場、3年生のときには高校日本代表に選ばれた。京都産業大学時代は1年からレギュラー出場し、1996年(平成8)、3年生で日本代表入りし、同年のアジア大会韓国戦に代表として初出場した。98年に神戸製鋼に入社。99年、7人制ラグビーの香港(ホンコン)セブンズで最優秀選手(MVP)となる。15人制では同年のワールドカップ、対ウェールズ戦でトライを決めた。2001、02年にオーストラリアに留学。社内留学制度を利用して、02年にフランス1部リーグ・モンフェランの入団テストを受け、日本人として6人目の海外プロ選手となった(神戸製鋼を退社)。03年、チームの外国人枠から外れたため帰国し、神戸製鋼とプロ契約を交わした。日本代表のゲーム主将、中心選手として活躍している。
[大下勇次]