大脳半球優位(読み)だいのうはんきゅうゆうい(その他表記)cerebral dominance

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「大脳半球優位」の意味・わかりやすい解説

大脳半球優位
だいのうはんきゅうゆうい
cerebral dominance

半球優位ともいう。大脳の半球は形態的には左右対称であるが,機能のうえで左右いずれかの半球が主となって働くこと。運動については右ききの人は左,左ききの人は右の大脳半球が優位である。また言語機能は一般に左半球が優位とされている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android