機能(読み)きのう(英語表記)function

翻訳|function

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

機能
きのう
function

「機能」概念そのものはきわめて曖昧であり,日常語と同じレベルで作用働きといった意味合いで用いられることさえあるが,社会学ではとりわけ,システムに対して設定されうる「目的」への貢献という観点からみた,システムおよびその諸部分の作用をさす。システムの「目的」とは,システムの存続,維持にとって満足されなければならない必要条件であり,「機能的要件」と呼ばれる。

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デジタル大辞泉の解説

き‐のう【機能】

[名](スル)ある物が本来備えている働き。全体を構成する個々の部分が果たしている固有の役割。また、そうした働きをなすこと。「心臓の機能」「言語の機能」「正常に機能する」

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大辞林 第三版の解説

きのう【機能】

( 名 ) スル
ある物事に備わっている働き。器官・機械などで、相互に関連し合って全体を構成する個々の各部分が、全体の中で担っている固有の役割。 「言葉の-」 「胃の-が衰える」 「十分に-しない」 〔明治中期に英語 function の訳語として広まる。「生物学語彙」(1884年)が早い例〕

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精選版 日本国語大辞典の解説

き‐のう【機能】

〘名〙
① (━する) からだや機械、組織などの中で、あるものがその働きを十分示すこと。また、そのはたらき。活動できる能力。作用。
※植物小学(1881)〈松村任三訳〉五「植物は独り己れの身材を長大ならしむるの機能あるのみならず」
② 法律で、機関がその権限内で活動することのできる能力。
[語誌]英語 function の訳語として用いられることが多いが、一八八一年の「哲学字彙」には「Function 作用、官能函数(数)」とあり、古くは、「官能」などが多く用いられていた。

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