大通詞(読み)だいつうじ

精選版 日本国語大辞典 「大通詞」の意味・読み・例文・類語

だい‐つうじ【大通詞】

〘名〙 江戸時代職名。オランダ語通訳官の長官。おおつうじ。
※歌舞妓年代記(1811‐15)九「大通辞(ダイツウジ)幸才典蔵と、浜田幸十郎」

おお‐つうじ おほ‥【大通詞】

〘名〙 江戸時代の職名。オランダ語通訳官の長官。だいつうじ。
蘭東事始(1815)上「其年、大通詞は西善三郎といふ者参たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android