天に口あり地に耳あり(読み)てんにくちありちにみみあり

精選版 日本国語大辞典 「天に口あり地に耳あり」の意味・読み・例文・類語

てん【天】 に 口(くち)あり地(ち)に耳(みみ)あり

  1. 秘密や悪事の漏れやすいことのたとえ。天に口。天の口。
    1. [初出の実例]「アア音高し音高し。天に口あり地に耳あり隠密々々」(出典:浄瑠璃・大塔宮曦鎧(1723)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む