天に口なし、人をもって言わしむ(読み)てんにくちなしひとをもっていわしむ

精選版 日本国語大辞典 の解説

てん【天】 に 口(くち)なし、人(ひと・にん)をもって言(い)わしむ

天はものを言わないけれども、人の口を通して天意を言わせる。
平家(13C前)一「天に口なし、にんをもていはせよと申」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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